繰り返し見る夢の正体
繰り返し同じような夢を見ることはありませんか?
ちなみに僕は繰り返しで同じ夢を見ることがあります。
それはストレスが溜まっているときだったり疲れているときだったりします。
昨晩、それが出てきました(^^;
その夢とは、ずばり大学を卒業できない夢。
僕の大学生だった頃の周りの学生は、1~3年で集中的に単位を取得し、4年生は就職活動をして5月くらいには内定が出て、残りの大学生活を楽しみつつ卒業までの日々を楽しむということが一般的でした。
僕の場合はあまり授業に出ない学生だったので、単位取得が追い付かず。
4年生の秋学期まで目一杯授業をとっておりました。
現実はなんとか無事に卒業できたものの、夢では卒業できなかった夢をみます。
卒業できなくて、「どうしよう、仕事あるんだよな」と夢のなかで考えて。
現実との乖離に夢のなかで気がついて目が醒めます、、、
このパターンの夢をかれこれ10年間近く見続けています。
繰り返して夢を見るのは、何らかの意味があるのでしょうか。
神奈川大学人間科学部大学院人間科学研究科の杉山崇教授によれば、繰り返し同じような夢を見るということは、人間の深層心理から影響を受けています。
深層心理は周囲に自分を脅かす存在がないかを見張るセンサーの役割を果たしているとのことです。
脅威やリスクを避けるために深層心理が警告を発しているからに同じような夢を見させているに他ならないそうです。
日々の仕事や家事に忙殺されるあまり、ストレスや身体からの警告を感知できなかったり、無視したりし続けると、深層心理は意識が集中していない睡眠中に何度も「気をつけて!」と必死に働きかけてくるそうです。
夢は脳のなかでリアルな映像を上映している状態です。
夢を見ているときは脳の視覚野が活動するそうです。
レム睡眠時には後頭部にある視覚野が活動しているが、暗闇で目を開けて眼球を動かしても視覚野は活動していない状態です。
どちらも暗い中で目を動かしているのは同じなのだが、レム睡眠中の方は視覚野が盛んに働き、まさにそれが夢を「見ている」状態になっているとのことです。
夢とは記憶の断片を材料にして自分自身の脳が紡ぐリアルな物語です。
自分の場合の大学を卒業できない夢はいつまで繰り返されるのか 笑
夢って良い夢だと印象が薄いせいかあんまり記憶に残らないんですよね。
明日は資格試験なので、今日は安眠できることを祈ります。