未来のために今を生きる

登山、温泉、読書の記録、グルメなことなどを書いていくブログです。

【脳を再起動させる】ジョンJ・レイティ著 脳を鍛えるには運動しかない!

5月の連休でこんな本を読みました。

とても興味深い内容でしたので、ここに書いてみます。

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今日はまだ先日の両神山登山で筋肉痛です。

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特に下半身、階段の昇り降りが本当に辛い 笑

そんな筋肉痛を感じつつも今日はジムで30分ランニング。

頭がすっきりしました。

でもこれは気のせいではないようです。

この「脳を鍛えるには運動しかない!」読んでみて、臨床研究や事例が詳しく解説されていて面白い本でした。

運動が脳に対して良いことを示した臨床研究

アメリカの高校では、「0時限体育」というものを行った。学期の最後に授業の理解力をテストしたところ、「0時限体育」の授業に出た生徒は17%もの伸びを見せた。

運動は記憶力、集中力、学習態度によい影響があることが報告されています。

運動の効果

・運動によって脳の血流が改善されて、脳に酸素が十分に行きわたる。
・運動でドーパミンというホルモンが放出される。

・運動は自己効力感を高めてくれる。

 

ADHDの改善

鬱病からの脱出

 

この場合の自己効力感とは「自分ならできるだろう」「自分ならなんとかなるだろう」と思える感覚をいいます。

運動によって自己効力感が高まるので、人生に対し前向きに向き合えるようになる効果があります。

 

定期的に運動をすることで人間は原始時代の狩猟をしていた頃の記憶を思い出します。

人間の身体は本当によく出来たもので運動によって、セルフコントロールの仕組みが復活します。

 

この本で自分が注目したのは、「ストレスから抜け出すこと」「不安やパニックから抜け出すことができる」ということです。

自分も以前、メンタル面で不調を感じたことがありました、、、

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運動は抗鬱剤抗不安剤と同じ効果があるようです。

アメリカでランニングマシンを使って一定期間決まった時間有酸素運動をした臨床研究結果も解説されており、なにもしなかったグループよりも改善を見せたそうです。

運動をすることで脳が脳内の回路を作り変えるのだとか、、、

 

そんな脳科学の本です。

現代は狩猟時代の人間たちがそうであったように食料を探し求めて10キロ歩かなくても、冷蔵庫まで10歩歩ければ食料が手に入る時代に生きています。

かつて食料を探し求めるためにやっていた活動の代わりを有酸素運動ですべきだと解説をしています。

 

ジムでのトレーニング、登山など気分がリセットされたような。

痛気持ちいいような感覚がわかりますね。