【自分の営業方法に悩んでいる方へ】「営業の基本」がしっかり身につく本
今日も仕事です。
年の暮れに近づいて、慌ただしさも増している今日この頃です。
仕事に関しては日々悩んでいます。
よく「営業に正解はない」っていいますが、本当にその通りです。
「ああすればよかったのかも、こうすればよかったのかも」など考えます。
受注しても、失注しても考えます。
子供の頃は、大人になったら勉強しなくて済むと思っていたけれど。
大人になっても勉強ばかりですね。
大人の勉強の良いところは、自分で勉強することを選べることです。
人との待ち合わせまでの間、書店をぶらっと歩いていてふと目に留まった本。
「新卒で営業になった人向けの本かな?」というタイトルですが、なんだかんだで営業やり始めて10年近くなりそうになる自分もなにか得られるものがあるのではないかと思って読んでみました。
ちなみに自分は営業には向いてないタイプです。
元々、人付き合いがうまいタイプでもなく、皆から人気があったわけでもなく。
中学・高校の休み時間は自分の席で一人で本を読んでいるようなタイプです。
とにかく目立つのが嫌いでした。
そんな根本的な性格ながら、今は体育会系出身者を母体とした営業会社に在籍しており最近では営業成績は上位のほうです。
商材によってはいくつかの分野で1位です。
よく会社で行く近所の飲み屋のマスターからは「意外性の塊」と言われています(笑)
この本を読んでみて感じたのは、この本に書かれてることは本当に基本だと思います。でも、それはとても大事なことです。
半分以上は精神論です。
具体的な手法や話法も書かれている部分があるが、そこだけ抽出するとごく一部です。
気になったことは以下のような言葉です。
よく「自分には能力がない」と卑下し、消極的になる人がいるが、そういう人に共通するのは、何をしても積極的な意識が希薄なことだ。能力の差とは意識の差に過ぎない。
単なる精神論にも聞こえますが、結局これなんですよね。
その案件に当事者意識を持って取り組めるかどうか、本当に受注したいと心から思うのだったらなんとかしようと思って誰に言われることもなく頭をフル回転させて人間は考えます。
その前のめりの姿勢はきっとお客さんにも伝わりますよ。
この本を読んで特に新しい発見があったわけではないですが、日々忙しなく働くなかでついつい行動も惰性になりがちです。
たまに読んで目から鱗が落ちるような新しい考え方を取り入れたり、初心に帰ったりすることも良いことだと思いました。