『“仕事で損をしない人”になるための48の行動改善』という本を読んでみた
年度末で仕事が相変わらずバタバタしております。
たまたま現場に来たメーカー配送の下請けドライバーさんが言ってました。
「本当はドライバーじゃなくて事務職なんですよ。ドライバーが足りないから借り出されているんです」
「毎日午前3時出社、今月は既に残業170時間超えました」
メーカー配送の下請けをやっているような中小の運輸会社はブラックなのでしょう。
この時期はたまの休みが有難いです。
ただ、仕事量の増加によるQOLの低下が著しいです。
残業が増えたことにより、見た目の給料は増えているのですが、コンビニ利用率や外食の割合が高くなるため実はそこまで自由になるお金は増えていません。
自分の時間が少なくなるため睡眠時間や栄養も少なくなります。
繁忙期は4月1週目まで。
あと少しです。
今回は家にあった『“仕事で損をしない人”になるための48の行動改善』という本を読んでみました。
この本の著者は風土刷新コンサルタント・長谷川孝幸さんという方です。
この本では、「周囲からの評価を変えたければ行動を変えなさい」と評価の改善に役立つ48の行動を解説します。
以下の4原則を身につけるべきだと強調します。
●行動四原則
一.大きな声で
ニ.きびきび行動
三.自分から挨拶
四.明るい笑顔
これを身につけることでほかの行動改善が活きてくるとのことです。
職場でいまいち評価されない、社内でうまくいかないと感じる方は参考にされるといいかもしれません。
ただ、基本的に書かれていることは精神論です。
「とにかく元気に声を張りなさい」や「辛いときにこそ笑顔になることがプロ」
これが習慣になれば評価される人間になると著者は解説しています。
ただ、人間、頑張りすぎないことも大切です。
仕事や人生へのモチベーションに波があるのも人間。
この本を読んで三日間くらいは元気が良くて、ちょっと嫌なことがあって本の内容を忘れてしまい「栄養ドリンク」になってしまうかもしれません。
ただ、「老若男女、役職等級にかかわらず、笑顔でいるということは誰にでもできる職場貢献」という言葉は我ながら思うところがあります。
忙しい日々が続くと職場内でどうしてもギスギスした空気が流れます。
一定以上の立場の上司がムスっとした顔をしていると不機嫌な空気は伝染します。
普段、あまり人に当たるような態度は見せませんが、気を付けようと思ったこの頃でした。