【読書】自分を最高値で売る方法 ~3カ月で月収100万を突破する方法とは?~
気になった本を手に取ってみるのが好きなんです。
本屋さんで手に取ってパラパラっとめくってみて。
<自分を安く売る働き方>と<自分を高く売る働き方>というものをわかりやすく定義していて、まぎれもなく自分は前者だよなと思いました。
<自分を安く売る働き方>
- 時給、月給で働いている
- 1社と雇用契約を結んでいる
- 出社・出張している
これからの世の中で複業が当たり前になり、ひとつの職場だけで労働時間による雇用条件を独占的に結ぶことが自分を安く叩かれることの原因に挙げています。また、移動の時間も無駄とのことです。
<自分を高く売る働き方>
- 時間ではなく提供する価値で報酬を決める働き方
- 複数の顧客を持つ働き方
- 移動を前提としない働き方
一方で自分を高く売る働き方として上記の三つを挙げています。
ここまでで思ったのは、自分も含めてサラリーマンの大半は<自分を安く売る働き方>のほうに分類されてしまいます。
自分を高く売る働き方にシフトしようとするとサラリーマンを辞めるか起業するかのどちらかを取らなければならなくなります。
乱暴な考え方に聞こえてしまうかもしれません。
しかし著者はご家族のための治療費が必要になる一方で時給900円の仕事をしながら再起をかけようと努力を重ねてこられる中で今回の考え方を見つけたそうです。
それはいわゆる「教育ビジネス」と言ったほうが良いかもしれません。
現代は「モノが売れない時代」と言われて久しいです。
モノを売るわけではなく、顧客に何かを教えたり何かを気付かせたりすることで付加価値を付けることが大事です。
この考え方の中で僕が普段会社員をされている方でも実行可能だと思ったのは、「自らの本業で結果を出し、それを人に教える」ということです。
これは本業で他人が高額を払ってでも学びたい、と思える結果をまず出すことが重要です。
その他にも「筋トレによるダイエット方法」「資産の増やし方」などが挙げられるのではないでしょうか。
一方で、このようなノウハウには賞味期限があるものがあります。
世の中の移り変わりが激しくなっていっています。
企業も商品も寿命が短くなっていっています。
世の中で求められることは常に変わり続けており、ずっと同じ方法が通用しなくなっています。
そのため自分自身をアップデートし続ける必要があります。
自分自身をアップデートし続けるためには継続的に学習する姿勢が求められます。
本書のなかで印象に残った言葉です。
僕がそうであったように、考え方次第で、人は最安値、最高値、どちらかに向かっていく。あなたの思考が、あなたの経済状態をつくる。
自分が最安値思考を持っていると思ったらそれはアンインストールして、最高値思考をインストールすることが重要です。
思考は行動に表れます。
日常生活からそれを意識して行動し、PDCAサイクルを回して次に活かすことが重要なんだなって思いました。