【30代ビジネスマンにおすすめの本】孤独が人生を豊かにする
僕は一人でいることがわりと好きです。
一人で週末にテント背負って山に登ってしまうくらい。
学校も嫌いでした。
大学は比較的自発性が重視されますが、高校までは自発的にというよりも「やりなさい」という教育が大半です。
今の学校教育は高度経済成長期の遺物であると思います。
当時の均質的な能力を持った人間を量産すれば組織が持続的に発展するという考え方そのものですからね。
組織の輪を乱すような「はみ出た人間」が出てしまうと困るのです。
かなわぬ話ですが、高校時代に戻るかって言われたら、絶対に戻りません(笑)
恐らく社会不適合者の素質があるんでしょうね。
30歳も過ぎ、世間的にも「良いお年頃」なわけですが、職場で「人生の登山計画も独り」という自虐ネタもそろそろネタではなくなってきているような気がします。
最近、仕事が多忙なため、平日は一文字も本を読む暇がありません。
休日になると本をまとめて読みます。
本棚からこんな本が出てきました。
『孤独が人生を豊かにする』です。
この本は3人のタイプの人に向けて書かれました。
1. 孤独が、寂しい人
2. 孤独を、楽しみたい人
3. 孤独な人を、応援したい人
「孤独」とは、怖く、寂しいものというイメージがあります。
そう思う人が多いかもしれませんが、それは「二流の孤独」だからと著者はいいます。
「一流の孤独」は人を成長させ、人生をより楽しいものにします。
本書では著者が、孤独が人生を豊かにする61の方法について紹介します。
文字数少なめな本のため、休日の空いた時間でも2時間くらいでサクっと読めます。
現代の日本では「孤独死」に代表されるような、「孤独」に対するネガティブなイメージを持ちすぎなのではないでしょうか。
この本で著者は「孤独」が人を成長させ、新たな出会いも作り出すという、これまでの思い込みとは真逆の視点から物事を語っています。
「1流の孤独」「2流の孤独」という強烈な言葉で語られていますが、この本で言われていることは「孤独」と上手に付き合っていく方法です。
この本に書かれている61の方法をすべて実践できる人は皆無だと思います。
読み進めていくうちに腑に落ちる章が必ずあるはずです。
昨今の友人達と一緒にいることがリア充と称えられるおかしな風潮に風穴を開けてくれることを願います。
お金を払ってSNSに載せるために友人のふりをしてくれる業者さんに来てもらっても虚しいだけですから。