30代になって金持ち父さん貧乏父さんを読んだ感想を書いてみる。
30代になり金持ち父さん貧乏父さんを読んでみました。
もうマネーリテラシーの分野では「聖書」のように有名な本ですよね。
今回読んだのは改訂版です。
金持ち父さん貧乏父さんは大学時代に一度読んだことがあります。
内容は忘れました。
ただ、当時読んだ感想として、「不労所得」という言葉にあまりピンとこなくて。
真面目に働いている勤労者を貧乏父さんと極端な例で扱うなよとあまり良い印象を持たなかった記憶があります。
20代の頃、人からたびたび奨められましたが、手に取ることはありませんでした。
30代のそこそこ経験を積んだ社会人となり、仕事は会社の最前線である営業職。
日々、数字を追い、数字に追われるお仕事です。
サラリーマンとして、会社の看板を使って商売をしていますが、「お金を稼ぐ」という概念が人生で一番リアルな状態です。
そんなときに再び読んでみたら、どのような感想を持つのか気になって読んでみました。
読んでみた感想としては、ただ一言、今の自分は貧乏父さんだねってことです。
大学生の頃は、「不動産投資」と言ってもイメージがつきませんでした。
今だからこそ、真実味を持って読むことができます。
今はもう良い大学を卒業すれば良い企業に就職できて、一生安泰の良い人生を送れるということは遠い昔の神話のようになってしまいました。
「勝ち組」「負け組」という言葉が流行って久しいですが、どちらかといえば「勝ち組」として分類されることが多い正社員であっても一生懸命働いても報われることが少なくなっています。
ただ会社に属して働いているだけでは、生きていけない時代になっています。
社会人としてラットレースに巻き込まれながら苦しい生き方をしていくのか。
そんな状況から脱して自分らしく生きていくためにはファイナンシャルリテラシー必要不可欠です。
金持ち父さんの教えとは、お金を動かして人生を幸福に過ごすことです。
終身雇用・年功序列などの従来型の人生設計が崩壊してますますどのように生きるか問われる時代になっているわけですが、「お金」に関しては学校でもどこでも教えてくれません。
お金のために働くではなく、お金に働いてもらうためにどうすれば良いか。
資産家のお金に対する考え方が紹介されています。
ただ、投資で資産を作るというのは、やはり難しいものだと思います。
そういったことをしなければ、経済的な自由は手に入れられないことはわかっているのですが、並大抵のことではありません。
30代になり、ビジネス本やお金に関する本を読む機会は確実に増えました。
今でも積み立てNISAくらいはしておりますが、投資も初めていきたいと思っています。
今後、投資に関してもご紹介していきたいと思います。