【読書】いま君に伝えたいお金の話
会社命令で受験した資格試験も一段落つき、これで大手を振って読書ができます。
今日は「いま君に伝えたいお金の話」という本です。
この本を手に取ったきっかけ
あの事件で有名な村上世彰さんの本だからです。
あれほどのことをした人がどんな生き方をして、どんなことを考えているのか気になりませんか?
マスコミによって作られた人間像しかない。
本当はどんな人なんだろうと手に取ってみました。
著者の方について
あの事件でおそらく日本では知らない人はいないかもしれないですね 笑
ただ、近年だとあまりマスコミなどにも出てない気がするので、本当に若い人達はあのインパクトに強さや存在感が伝わってなくて知らない方も実はいるのではないのかと思います。
ちなみに今はシンガポール在住とのことです。
この本について
村上世彰さんの父は台湾の方らしいです。
日本の台湾統治時代に「日本人」として徴兵され、敗戦後に「日本人」として生まれ育っていながら「台湾人」として台湾に帰されてしまい、日本人の奥さんと結婚して日本国籍を取得されたそうです。
この本を読んで、やっぱり村上世彰さんって非凡な方なんだなーって思ったのは。
中学生くらいの頃に父から大学卒業くらいまでのお小遣いをまとめて貰って、それを子供ながらに市場のことなどを研究して投資を行って財を成した話。
港区の高輪の自宅からポルシェに乗って通学してた話。
この本には「どうやってお金を増やすか」とかテクニック的なものはまったく書かれておらずひたすら村上世彰さんのお金に対する考え方が書かれています。
お金は人生におけるパートナー。
そのお金をどのように捉えるかで、人生は多大な影響を受けてしまいます。
この本でのべられているお金に対する大切なことは以下です。
- 自立して生きていくためには、お金は絶対に必要である
- やりたいことをやるには、余分なお金があったほうがいい
- 困ったときに、お金は君を助けてくれる
- 君がお金を持っていれば、人を助けることができる
お金こそが、お金を生む卵=金の卵だということ。
そのためまずは元になるお金を貯めることが出発点です。
ゼロはいつまで経ってもゼロのままですが、貯めれば金の卵になって、人生の局面ごとに力を発揮してくれます。
これからどんな人生を歩むにせよ、まずは貯金をつくることからはじめましょう。
まとめ
自分も含めて学校教育では子供のときから一度もお金についてちゃんと学んだことがありません。
むしろお金は汚いものとさげずまれるような傾向もあります。
もちろんお金がすべてではないですが、もう少しお金について学べれば。
これから学んでいきたいと思いました。