【読書】アベノミクスによろしく
今日は台風一過で晴れましたね。
しかしまさかの朝からの通勤ラッシュ大混乱。
僕は東海道線ユーザーなのですが、東海道線のみいつまでも運転見合わせ。
「まぁ、東京~熱海まで区間が長いから点検に時間がかかるのも仕方ないか」と電車が動いてないのに駅に行くのもなんなので家でゆっくりしてました。
しかし、時間が経つにつれて遅刻に対する罪悪感にいたたまれなくなり、、、
ネットやテレビで逐次情報をチェックしてました。
なにげにツイッターを見てみると、JRのホームページ上では更新ボタンを押しても運転見合わせのままなのに、電車はなんだかんだいっても動いているんですね 笑
いそいそと身支度をして家を出て会社に間に合いました 笑
さて、今日は「アベノミクスによろしく」という本のご紹介です。
この本を手にとったきっかけ
一言でいえば、母に貰いました 笑
一応、経済学部経営学科卒業なのですが、経済音痴です。
世の中で今なにが起きているのか、それを知る一端になればと思いました。
著者の方について
1984年生まれの弁護士の方です。
和歌山県出身の栃木県育ちとのことです。
東京都立大学法学部、法政大学法科大学院を卒業後、弁護士となる。
主に労働事件、消費者被害事件の担当をされブラック企業被害対策弁護団所属されているとのことです。
本について
最近、めっきり聞かなくなったアベノミクス。
日銀は今も異次元金融緩和をしているはずですが、どうなったのか。
今日も日経平均株価はバブル後の最高値を更新しましたが、実感が伴わない好景気。
政治とは一見すると「わかりやすさ」が支持に繋がりがちだと思います。
本質的な理解のためにはある程度の知識や勉強が必要だとも思います。
円安の原因は投資家が異次元金融緩和によって円が安くなると予想して円を売ったからであるとか、 実質GDPではアベノミクスは3年で民主党政権時代の3分の1しか実質GDPを伸ばすことができなかった。
GDPの計算方法が改定され、数字が大きくかさ上げされたことなどが書かれています。
テレビでは決して説明されない事実が書かれておりました。
まとめ
この本を読んで、これが嘘であって欲しいと切実に思いました 笑
政府や国際機関が公式発表をしたデータに基づいてアベノミクスを「空前絶後の大失敗」・「現代日本の最大リスク」と評しています。
これから日本はどうなってゆくのか。
著者はアベノミクスの夢から覚めた後、とっても痛い目に合うかもしれないけど諦めてはいけないと言っております。
どん底に叩き落されても這い上がればいいと。
この本に書いてあることがすべて正解とは思わないし、大切なことは自分の頭で判断すべきだけれども、この本は説得力がありました。