【読書】渋谷ではたらく社長の告白
三連休ですね、、、
山仲間が「今年の天気は呪われてますね」と呟いておりましたが、本当にその通り。
休みのたびに雨が降っているような、、、
悲しいことですが、近年稀に見るアルプス感がない日々を過ごしております。
さて、また本を読んでみました。
「渋谷ではたらく社長の告白」です。
2005年の発売にも関わらず今でも色あせない内容ですし。
自分も営業職として働いているのでなんとなく身近に感じられた。
この本はサイバーエージェントの藤田社長の学生時代から始まってインテリジェンスでの就職を経て、サイバーエージェントを設立。
その後、上場を果たすものの、IT バブルが崩壊して株価が低迷し、数年かけて立て直すところまでのお話を本にしています。
サイバーエージェントという企業を創った起業家が、どんな想いで仕事をしているのかが鮮明に記されております。
でも、2005年当時の出来事といっても今の時代なら明らかにアウトですね。
「初出勤の時から寝袋を持って出勤してきて、1週間ほど一度も帰宅することなく働く」などそういったエピソードも本の随所に記されているのですが、今やったら間違いなく労基署の立ち入りですかね 笑
本を読んでいて感じたことは、隅々まで熱意をとても感じます。
「どこからそんなに熱意が湧いてくるのだろう?」というぐらい。
『21世紀を代表する会社をつくる』という信念のもとにひたすら働き続けます。
今では華やかな企業のイメージですが、創業当初はこんなに大変だったんだと感じてしまう。
自分の父は自営業をやっておりました。
父はどうしても跡を継がせたかったようなのですが、そもそも家族仲が良くない家庭に育ったので結局跡を継がずに自分はサラリーマンをしています。
20代は足早に過ぎ、30代に入り。
父親が自分で会社を作った年齢に自分が近づいてきました。
どうしても当時の父と今の自分を較べてしまいますね。
人は人、自分は自分で為すべきことをするしかないのが人生と思っています。