未来のために今を生きる

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【お金があったら自宅に欲しい】人生観が変わる椅子

「椅子なんてどれも一緒」

そんなふうに思ったことありませんか?

実は僕も同じように思ってました。

一般人から見れば、机は机、椅子は椅子、ですよね 笑

しかし、それを作ったり売ったり職業として携わっている人達からしてみると様相が一変します。

最近、コクヨの「ing」という名前の椅子に座る機会があり、その機能にびっくりしました。

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 コクヨって

そもそもキャンパスノートのイメージが強すぎですかね。

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学生時代からお世話になっているコクヨですが、実はオフィス家具も作っています。

オフィス家具のほうが単価が高いからか、今では売上の7割近くをオフィス家具が占めているとか、、、

ちなみにコクヨとは漢字で書くと「國誉」というらしいです。

戦前からの会社だからそういう由来を背負っているようです。

ingについて

着座時に座面が動き続ける椅子です。

座面下に搭載した2層構造の「グライディング・メカ」で、座りながら自然に体を動かせます。

この椅子のコンセプトとしては、馬や自転車、サーフィン、安定したバランスボールに乗っているような感覚が着座している状態で持てます。

体を揺らしながらデスクワークすることで、体と脳の活性化を目指せるとのことです。

開発背景

ingの開発背景は、座りすぎる日本のオフィス環境への問題意識からきています。

日本人のオフィスワーカーの平日の着座時間の平均は1日7時間です。

これは世界主要7カ国との比較で最も長いです。

最近は昇降式のデスクが各メーカーで発売されていることもあり、長時間の着座で健康リスクは高まることが課題視されています。

着座して同じ姿勢を取り続けることは、脳の不活性や心身への負担を招くとしても言われています。

揺れながら座ることでこの課題を解決することを目指しています。

期待される効果

ingを使って20代の男女10人に実験したところ、ingに座ることで8割の人の肩の筋肉が、5割の人の腰の筋肉が活動したことを確認されました。

また、40代の男性5人にingに座って揺れながらデスクワークをしてもらった結果、4時間で1.5キロのウオーキングに相当する運動効果(30分の測定を4時間に換算)が得られたそうです。

実際に座ってみて

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正直、「実際に座ってみてどうなの?」って思ってました。

揺れる椅子ってデスクワークに集中できるのか?

公園の遊具じゃないんだぞって思ってました。

実際に座ってみると、座り心地がとても良いです。

たしかに揺れてますが、揺れてても気になりません。

オフィスで同僚がみんな揺れてたら気になるだろって思ってましたが、他の方が座っている姿を見ても揺れてることがまったく気になりません。

色やヘッドレスト付などバリエーションがあるようです。

個人で買うにはちょっと高いです。

アマゾンで10万円以上します 笑

購入には少し度胸が必要ですが先入観にとらわれずに一見の価値ありです。