【失敗談】登山(撤退)→猛烈な豪雨
我が登山史上に残る大失敗。
いや、汚点を残してしまいました、、、
もう自分の頭を自分でひっぱたいてやりたいくらいでしたが。
他山の石として頂けたら幸いです。
本日はお盆の山行計画の一環として、南アルプスへ。
まず直前まで目的地の選定がブレまくりました。
実は東北に行こうと思っていたのですが、連休前の最終日に会社の上司から「お盆の時期に東北道行ったら渋滞で死ぬぞ」と有難いお言葉を頂いたので急遽やめての南アルプス。
中央道は小仏トンネルあたりが混み合いますが、なんだかんだ山梨県内を国道20号が並走してるから、そっちに逃げれるのです。
独り登山だからこそ、無理しないように、自分の体調と相談しながら、エスケープルートを考えながら行動してます。
連休なので少し時間に余裕を持てると思いまして、行った当日に登山口の北沢峠で一泊してから翌日登山してみようかと思いました。
まぁ、結論から言うと、お盆をナメてました、、、
たしかに朝イチには出なかったけど、かといって朝まったりし過ぎたわけではない 笑
道が大渋滞してまして、あれよあれよという間に時間が経ってしまい。
芦安駐車場に車を停められたのが14時。
ここからが長い。
南アルプスは登山口に直接マイカーで乗りつけられるわけではなく。
いわゆるマイカー規制がおこなわれておりまして、芦安駐車場→広河原→北沢峠(登山口)と交通機関の乗り継がなければならないのです。
「やばい、間に合わないかも、でもここまで来てしまったのだから、行けるところまで行く」と思ったらちょうど乗り合いタクシーの運転手さんに声をかけられて広河原まで。
広河原から北沢峠までのバスって15時最終なんですよね。
広河原に到着したの15時5分でした 笑
やっちまった感が満載ですね、、、
そして乗り合いタクシーを降りたあとに乗り場付近にいた運転手さん達のなんともいえないような哀れなものを見るような視線が痛い、、、
この場合、広河原にテン泊して一泊してから翌日のバスに乗って山にアタックするのが普通だとは思うのですが。
タクシーの運転手さんが「さっきまでここらへん道が川になるくらいの大雨だった」とお話しされていて周りもガスっている。
山の向こう側で雷がピカピカ光っている。
「てんきとくらす」ではそれほど天気予報悪くなったけれどやはり大気は不安定なのかもしれない。
なんとなく気が乗らない。
「今回はご縁がなかったんだ、帰ろう」とお盆の時期の混み合う高速道路をわざわざ南アルプス玄関口まで来て直前で撤退。
しかもバスに乗り遅れて。
頭を抱えそうな自己嫌悪に襲われつつも自分が芦安駐車場に戻って車で走り出して30分ぐらい経ったら今度は猛烈な雨が降り出しました。
かつて経験したことがないような。
文字通り、バケツをひっくりがえしたような、ホースで水をかけられているような。
山梨県は大雨洪水警報出ましたね。
ワイパーをフル回転させても前が見えない。
あっという間に道路が冠水して川の中を走っているような状態になりました。
雷鳴と激しい雨。
前が見にくい状況下、知らない街を走ることに不安を覚えたので15分ほどコンビニ駐車場へ退避。
雨が本当に激しいときは、どこかに泊まってやり過ごしてから帰ろうかと思ってました。
そのあと中央道50キロ規制のなかを5時間以上かけて自宅に戻ってきました、、、
今年の夏は本当に異常気象ですね。