漫画で歴史を学べば知識も身につく
そんなに時間をかけずに2時間弱で読み終えました。
どこまで史実通りなのかわからないけれども、西洋の歴史にはそれほど詳しくない自分でも興味深く読めた。
ヒットラーと聞いて思い浮かぶのは「独裁者」。
ホロコーストの画策者。
でも、その作り上げられた極悪非道な独裁者のイメージの中で、「結局どんな人だったの?」と思ってこの本を手に取ってみました。
この本では貧乏で変わり者の絵描き時代からのヒットラーが一人の人間として描かれていきます。
他のヒットラーを紹介する媒体とは一線を画した描き方です。
昔、光栄というゲーム制作会社がありました。
今のコーエーゲームテクノです。
昔は結構硬派なゲームを作っていて、今ではヒットを生んだ〇〇無双の焼き直しや美少女ゲームみたいなやつしか出さなくなってしまった、、、
唯一、信長の野望だけが生き残っています。
ちなみにこの信長の野望シリーズに初めて遭遇したのは中学生時代。
実は新シリーズが発売されるたびに今でも買ってます。
もうほとんどゲームはやらなくなってしまったけれども。
「信長の野望」だけは必ず買ってしまう、、、
もちろん、歴史関係の本も好きだったけれども信長の野望で自分は日本史を学んだと言っても過言ではない 笑
ついでに「提督の決断」。
太平洋戦争の海戦シュミレーションゲームである。
このゲームによって近現代史を学んだと言っても過言ではない 笑
巷の噂でよると、某特定の国からの圧力によってⅣ以降の続編は作られなくなったとかそうでないとか噂を聞きます。
このゲームを楽しむ上でもそうなのですが、本などを読んでいると特定の単語などがどうしても出てきます。
「98式中戦車改ってどんな戦車なんだろう?」
「38式歩兵銃ってどんな兵器なんだろう?」
どんどん興味が湧いてきて、ネットで調べて関連書籍も読み漁り。
いい大人があまりオタクな側面を他人に知られたくなくて、いい加減隠しているのだが、零戦も11型から21型、32型、22型、52型まですべての特徴が言えるし、当時のモノクロ写真を見ただけで何型か言い当てることができます 笑
ここまでいくと完全なオタクですね。
結局、なにが言いたかったのかというと、アプローチはなんであれ興味を持ってその世界に入っていければいいのだと思います。
この漫画は全体的にトボけた淡々とした調子で進む伝記漫画のような進み方ですが。
その描き方も等身大の人間らしさがよく出ている書き方でした。